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精神分析療法に革命を起こしたゲシュタルト療法 [心理学]

18世紀にカントが「私達の知識が精神と感覚の制約に縛られている以上、私達には決して自分達の『外部』に何があるのか知り得ない」と、1920年代にユングが「人々に必要なのは内的自己とコンタクトを取る事」と指摘した後、ユダヤ人の精神科医フィリッツ・パールズが「事物が『それ自体において』どのようなものかは分らない。分るのは私達に経験される限りでの姿だけだ」と述べ、ゲシュタルト療法を始めた。

パールズの考えでは、私達が持ちうる唯一の真実は自分自身の個人的真実だけだと主張した

当時、フロイトやユングによって試行されていた無意識を重視した精神分析を使った心理療法ではパールズの主張と相容れず、ゲシュタルト的アプローチを考えつき、それは後にカール・ロジャースの人間中心のアプローチの基礎となっていった。


パールズの主張は「責任を引受ける事」「力を認める事」「運命の否認」の3つにあった。

人々に必要なのは、創造行為に際して自身の力を自覚し、行為(それを構成する世界を含む)に責任がある事に気付き、その責任を負って引受ける事が必要である。

経験が知覚によって作られ、その経験は自身が演じる役割と行為を自身の道具として理解されると、自身の内面に止まらず、取巻く環境を理解しそれに応答すると言う二面の選択肢に向き合う力が得られる。


その力に拠り「どのように」「なにを」が生れ、実際に取巻く環境は変えられる。

言語の使用も重要で、出来ない理由は自己の使う言語(それはできない、~すべき)に縛られ、それを(それはしたくない、~したい)に変える事で行動は大きく変わり、それ迄運命であったものが運命でなくなる。

私達が自らの経験に責任を負う術を学ぶ事で、社会からの影響に左右されない真正の自己が育まれる。


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