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新フロイト派精神分析家カレン・ホーナイ [心理学]

ドイツ生れの精神分析家カレン・ホーナイは、家庭から学校、職場、更にはもっと広範な共同体に至る迄、様々な社会環境は、特定の信念に支持された文化的「規範」をその内に育み、不健全で「有毒な」社会環境は個人の内に不健全な信念を、生出す傾向にあり、この結果人々は自らの最善の潜在能力を非実現に終わると主張した。

取分け肝心なのは、どんな時に、自分で決定した信念ではなく、有毒な環境から内面化された信念に従って振舞っているかを認識し、そうした信念は内面化されたメッセージとして、取分け「私は周囲から承認されるべきだし、力も強いはずだ」とか「私は痩せねばならない」といった「~すべき」として現れる。

ホーナイが患者に語るのは、彼らの精神の中にある2つの影響に気付くようになることだ。


それは、本物の欲望を抱えた「真の自己」と、「~すべき」のあらゆる欲求を満たすべく駆り立てられる「理想の自己」で、後者は現実の自己の道程には非現実的でそぐわない諸観念で精神を満たして、真の自己が理想の自己の要求に応えられなかったと言う「挫折感」によるネガティブな反作用を生出し、ここから、第3の不幸な自己である「蔑視された自己」が現れる。

ホーナイに言わせれば、「~すべき」とは私達の「運命との取引」の基礎で、それに服従すると、私達は、現実には外的現実から酷い不幸や神経症に突落されるにしても、魔術的にそれらを統制できると思い込めてしまう。

ホーナイの見解は、20世紀初頭のドイツと言う彼女が生きた環境(嘗て無かった画一化への傾向の強かった時代)と深く関わっている。

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