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「偶然性」理論を提唱したエドウィン・ガスリー [心理学]

米国のエドウィン・ガスリーがその関心を心理学に向けだした1920年代までには、学習の刺激━反応モデルが殆ど全ての行動主義理論の土台を為していた。

イヴァン・パヴロフの「古典的条件づけ」から派生したそのモデルによるなら、特定の刺激結合(例えば、食餌を与える事とベルを鳴らす事)を繰り返し被験者に提示すると、最後には条件づけられた反応(例えば、ベルが鳴らされただけで涎が沸き起こる)が生じるようになる。

ガスリーは厳格な行動主義者ではあったが、条件付けが成功するには強化が不可欠だとは考えなかった。


ガスリーの考えでは、特定の刺激と反応の間の完全な連合は、それらが最初に顕れた時に作られる。

ガスリーの単一━思考学習理論は、「パズルボックス」の中に捕えられた猫の観察を通じてガスリーが行った研究を土台にしている。

猫は一度脱出の方法を知ると、脱出と自らの行動との間に連合を作りだし、その行動がその後の機会の度に繰り返された。


ガスリーの言う所では、同様にモルモットは、1度餌のありかを知ると、空腹の時には何処に行けば良いのか分るようになる。

ガスリーは自身の考えを拡張して、「偶然性」理論を確立するが、これによれば、「ある刺激が、その後に生じる度毎に続いてその運動が惹き起されるようになる」。

刺激━反応連合の学習から学ばれるのは、行動ではなく運動だ。


関係しあう運動が結合して、ある動作を形作る。

反復は連合を強化するのでは無く、様々な作用の形成へ通じて行くのであり、それらの作用が結びついて行動を形作るのに至るのだ。


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ミニー

こんにちは。ランキングから来ました。大学の時、ガスリーの勉強をしたなあと懐かしく思い出しました。
by ミニー (2018-10-08 12:09) 

mizu51

ようこそミニーさん。
大学で心理学を専攻されたんですね。興味があり筆者は心理学は学問としては初心者で、今回読んでいなかった心理学大図鑑を頼りに、書き綴っています。筆者の場合は、心理学よりも真言密教に興味があり、この大図鑑が済んだ後、空海の思想遍歴を書き綴ります。宗教に興味は無いかもしれませんが、心理学より余程面白いと考えています。これからも続けて読んで下さり、コメントして頂けると励みになります。コメントが無ければ一方通行ですもんね。
by mizu51 (2018-10-12 00:23) 

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